みなさんこんにちは、Koumeiです。
2025年6月22日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系)で特集される作家・金原ひとみさん。
芥川賞を受賞した代表作『蛇にピアス』で一躍有名となり、現在も精力的に執筆活動を続けています。
番組放送をきっかけに「この人ってどれくらい稼いでるの?」「作家って印税で食べていけるの?」と気になった方も多いのではないでしょうか?
この記事では、金原ひとみさんの代表作やメディア展開をもとに、作家としての年収(収入)・印税を具体的に試算。
さらに、以前フランスに移住していたという彼女のライフスタイルも踏まえて、「芥川賞作家って本当にお金持ちなの?」という疑問に現実的な視点から迫っていきたいとおもいます。
情熱大陸に出演の金原ひとみの年収(収入)は?
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金原ひとみさんは『蛇にピアス』で芥川賞を受賞されました。
作家さんと聞くとよく印税というワードが出てきますが、果たしてどれくらい収入はあるのでしょうか。
当然具体的な年収などは公開されていませんが、金原ひとみさんの『蛇にピアス』を例に一度試算してみましょう。
芥川賞作家ってそんなに儲かるの?
まず基本として、芥川賞の賞金自体は100万円と意外と控えめ。しかし本番はその後の書籍販売と注目度アップによる印税収入です。
作家の収入の大部分は「印税」で、定価×部数×印税率(通常5〜10%)で決まるといわれています。知名度のある作家であれば印税率は10%前後とされます。
『蛇にピアス』の印税収入をざっくり計算してみる
金原ひとみさんの代表作『蛇にピアス』は、2003年にすばる文学賞を受賞し、翌年芥川賞も獲得。その後映画化され、英語を含む16カ国以上で翻訳出版されました。
- 単行本:約10万部 × 1200円 × 10% = 1,200万円
- 文庫版:約43万部 × 500円 × 10% = 2,150万円
- 海外翻訳印税:約500万〜1,000万円(推定)
- 映画化による収入:約300〜800万円(推定)
→ 合計:おおよそ約4,300〜5,500万円(税前)
1作だけで数千万円レベルの収益が生まれるのが、文学賞と映像化を兼ねたヒット作の強みです。
他の著書の印税などもあわせると….
『アッシュベイビー』や『AMEBIC』などの初期作品も、文芸誌で話題を呼んだことから、正式部数情報はないですが、累計で数万部ずつ売れていると推定されます。
- 例)3万部 × 1,400円 × 10% = 420万円(1作品あたり)
また、近年の『マザーズ』『アタラクシア』『アンソーシャル ディスタンス』『ミーツ・ザ・ワールド』なども安定した売れ行きを維持しています。
もし、累計で100万部以上あれば、印税だけでざっと1億円を超えるキャリア収入も十分に現実的です。
金原ひとみの年収はフランス移住もできた収入規模?
金原さんは2011年の東日本大震災の後、1歳と4歳の娘さんを連れてフランス・パリで6年間生活していた期間があります。
フランス移住には、同じパリでも住むアパートなどによりますが、住居費・生活費・教育費などを含め年間400万〜600万円程度は必要とされます。
『蛇にピアス』の印税やその他の著作収入、映画化・翻訳収入を考慮すれば、フランスで数年暮らすだけの資金力があったのは間違いないでしょう。
現在は日本に戻られているようですが、移住の間も子育てをしながら執筆はしていたそうなので、収入ゼロではなかったようですしね。
こうした移住経験もまた新たな作家の一面を増やしていっているような気がしますね。
まとめ|芥川賞作家・金原ひとみの収入(年収)をざっくり検証!
さて今回は芥川賞作家・金原ひとみさんが2025年6月22日【情熱大陸】に出演とのことで、作家さんの年収(収入)を勝手に試算してみました。
- 『蛇にピアス』という大ヒット作の想定売上部数や映画化、海外翻訳料などから勝手に試算してみると、『蛇にピアス』だけでも税引き前印税で約4,300〜5,500万円と想定されます。
- 他の人気作品などの累計が100万部超えだと総額1億円超えもありうる範囲です。
- 1歳と4歳の子供を連れてフランスに6年間住んでいた期間も執筆は継続していたのでこれら収入だけを頼りにしていたわけでもなく、更に増えている可能性はあります。
今回『情熱大陸』の放送では、金原さんの創作の裏側や暮らしぶりが描かれるはず。
そこで見える生き方や考え方にこれだけの収入基盤を作るヒット作を生み出すヒントが見られるかもしれませんね。
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