こんにちは。Koumeiです。
中国のショートドラマ業界で、いま最も注目を集める若手俳優の一人が梁思伟（リャン・スーウェイ）さんです。
2025年10月に配信された『昼夜に響く愛憎』（中国原題：昼夜回响）で主演を務め、その繊細な表情演技と多彩な役柄で視聴者を魅了しています。
わたしも中国駐在時代からショートドラマの発展を見てきましたが、梁思伟さんのように短期間でこれほど多くの作品に出演し、確実に実力を積み上げている俳優は珍しいですね。
SNSでは「梁思伟の新作が見たい！」「次はどんな役？」といった声が日々飛び交っており、その人気の高さが伺えます。
この記事では、梁思伟さんの詳しいwikiとプロフィールや経歴、『昼夜に響く愛憎』のあらすじとキャスト、そして代表的な出演作品について、中国の公式情報源（百度百科・豆瓣・抖音など）から正確な情報をまとめました。
中国ショートドラマファンの方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね！
梁思伟のWikiプロフィール
まずは、梁思伟さんの基本プロフィールから見ていきましょう。
（引用元：抖音）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 梁思伟（リャン・スーウェイ / Liang Siwei） |
| 生年月日 | 1999年10月27日 |
| 出身地 | 中国・陕西省西安市 |
| 学歴 | 西北政法大学 経済法学院2018級本科班 卒業 |
| 職業 | 中国内地影視男演員（俳優） |
| デビュー年 | 2005年（童星として） |
| 活動ジャンル | ショートドラマ、テレビドラマ、映画 |
梁思伟さんは1999年10月27日生まれの26歳（2025年12月現在）。陕西省西安市という中国の古都で生まれ育ちました。
意外なことに、梁思伟さんは法律を学んでいたインテリ俳優なんです！西北政法大学の経済法学院を卒業しており、学業と演技を両立させてきた努力家でもあります。
【豆知識】
西北政法大学は中国の法学分野で有名な大学です。梁思伟さんは在学中の2019年に、大学の法治類話劇『庄严的审判』に主創として出演し、第四回陕西省高校法治文化節で「五個一優秀文芸作品賞」を受賞しています。演技と学業、両方で結果を出しているんですね！
幼少期からの演技経験と、大学での法学の学びが、今の梁思伟さんの多面的な演技力の土台になっているのかもしれません。
わたしも海外ビジネスで感じてきましたが、複数の分野を経験している人は、物事を多角的に捉える力が強いんですよね。
また、梁思伟さんの趣味はスポーツで、特にバレーボールとバスケットボールが好きだそうです。自身を「バレーボール少年」と呼ぶほどで、在学中にはバスケットボールの試合にも参加していました。
演技だけでなく、スポーツでも汗を流すアクティブな一面も持っているようです。
梁思伟の読み方（ピンイン・カタカナ）
中国語の発音が気になる方も多いと思いますので、ここで詳しく解説しますね。
| 漢字 | ピンイン（拼音） | カタカナ読み |
|---|---|---|
| 梁 | Liáng | リャン |
| 思 | Sī | スー |
| 伟 | Wěi | ウェイ |
| フルネーム | Liáng Sīwěi | リャン・スーウェイ |
ピンイン表記は「Liáng Sīwěi」、カタカナでは「リャン・スーウェイ」と読みます。中国語の「梁」は日本語の「りょう」に近い音ですが、より「リャン」に近い発音です。
ちなみに、百度百科では英語表記として「Liang Siwei」が使用されています。また、豆瓣などの映画サイトでは「梁思伟Liang Siwei」という形で表記されることが多いですね。
わたしも中国駐在中に、名前の発音で何度も苦労しました。中国語のピンインは、慣れるまで少し時間がかかりますが、一度覚えると中国のエンタメがさらに楽しくなりますよ！
梁思伟（リャン・スーウェイ）の俳優としての経歴
梁思伟さんの俳優人生は、実は童星（子役）時代からスタートしています。ここでは、彼のキャリアを時系列で追っていきましょう。
幼稚園時代の運命的な出会い
梁思伟さんが俳優の世界に足を踏み入れたきっかけは、とても偶然でした。
幼稚園時代のある日、昼食の時間に映画の監督が園内に子役を探しにやってきたそうです。他の子どもたちは召集に応じて集まったのですが、梁思伟さんだけは食事に夢中で教室に一人残っていました。
その様子を見た監督が興味を持って教室を覗きに行くと、ちょうど梁思伟さんが顔を上げた瞬間の眼差しが、監督が探していた「自閉症の子ども」の役にぴったりだったとのこと。この運命的な出会いが、梁思伟さんの俳優人生の始まりでした。
偶然とはいえ、その「目」が監督の心を掴んだというのは、すごいですよね。演技は技術だけでなく、持って生まれた表現力も大切なんだと感じます。
童星時代（2005年〜2012年）
2005年：俳優デビュー
- 9月14日、家庭情感劇『好好过日子』に洋洋役で出演し、正式にデビュー
- 10月9日、抗戦劇『热血兵团』で杨自胜の息子・军军役を演じる
2007年
- 7月24日、軍旅題材劇『大校的女儿』で韓琳の息子・海辰役を演じる
2012年：初の主演映画
- 1月20日、革命愛情映画『三边红日』で小石头役を演じる
- 4月1日、劇情映画『鹅卵石』で男主角・齐伟植役を演じる（初の男一号作品！）
わずか12〜13歳で映画の主演を務めるなんて、すごい経歴です。この時期の経験が、今の梁思伟さんの演技の基礎を作ったのでしょう。
大学時代と演劇活動（2018年〜2019年）
2018年
- 5月31日、軍旅公益映画『大漠巾帼情』で李帅役を演じる
- 西北政法大学経済法学院2018級本科班に入学
2019年
- 11月、西北政法大学の法治類話劇『庄严的审判』に主創として出演し、第四回陕西省高校法治文化節で「五個一優秀文芸作品賞」を受賞
大学時代も演技活動を続けていた梁思伟さん。法律を学びながら、舞台演劇でも活躍していたんですね。
この多様な経験が、後のショートドラマでの多彩な役作りに生きているのだと思います。
ショートドラマへの転身（2021年〜現在）
2021年：ショートドラマデビュー
- 8月16日、初のショートドラマ『暖婚轻宠妻第一季』で主演・沈穆寒役を演じる
- 9月3日、『暖婚轻宠妻第二季』も続けて主演
2021年を境に、梁思伟さんはショートドラマの世界に本格参入しました。この決断が、彼のキャリアを大きく変えることになります。
2023年〜2024年：高速生産期
2023年から2024年にかけて、梁思伟さんは驚異的なペースで作品に出演していきます。百度百科によれば、2024年だけで30本以上のショートドラマに出演したとのこと！
代表的な作品には以下があります：
- 『叶少的假面毒妻』（叶尘枫役）
- 『许你光芒万丈』（陆霆霄役）
- 『嫦娥下凡做娇妻』（后毅役）
- 『不装了我大小姐』（顾宴舟役）
- 『不爱最大』（傅司南役）
- 『春色寄情』（沈以洵役）
一年で30本以上というのは、驚異的な数字です。
これだけの本数をこなしながら演技のクオリティを保つのは、並大抵の努力ではないと思います。
2025年：さらなる飛躍
2025年も梁思伟さんの勢いは止まりません。上半期だけで以下の作品が配信されました：
- 『昼夜回响（昼夜に響く愛憎）』（张晋宜・于龙と共演）
＊現在（2025年12月）DramaBoxで配信の話題作 - 『不眠春潮』
- 『光年沉沦』
- 『傅爷他又争又抢』
- 『横刀夺爱』（王小亿と共演、紅果平台榜単第15位）
- 『与黑夜共枕』（张晋宜と共演、紅果平台熱榜第13位）
- 『妻约999天』（马乐婕と共演、5321万紅果熱値を記録！）
そして、これらの経歴が評価され、2025年11月2日には「2025横店微短劇之夜」で「年度瞩目星耀男演員」賞を受賞しました！
この賞は、業界での梁思伟さんの評価の高さを証明していますね。
昼夜に響く愛憎（中国原題：昼夜回響）あらすじとキャスト
それでは、この記事のメインテーマである『昼夜に響く愛憎』について詳しく見ていきましょう。
作品の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 昼夜回响 |
| 別名 | 昼夜の響き |
| 日本配信題名 | 昼夜に響く愛憎 |
| 配信開始日 | 2025年10月23日 |
| エピソード数 | 全76集 |
| ジャンル | 愛情・短片・復讐 |
| 制作国 | 中国大陸 |
あらすじ
『昼夜に響く愛憎』は、運命に翻弄されたヒロインの復讐と愛を描いたドラマティックなストーリーです。
物語の主人公・女主は、幸せな家庭で育っていましたが、父親の破産と横死により人生が一変します。叔父夫婦に無実の罪を着せられて投獄され、出獄後も叔父夫婦が抱えた巨額の賭博債務のために、妹を人質に取られ、ある帮派の頭目に身を捧げるよう強要されます。
そこで出会うのが、梁思伟さん演じる江昼と、于龙さん演じる男性。二人は異母兄弟という複雑な関係にあり、女主を巡って愛憎が渦巻いていきます。
復讐、愛、裏切り、そして救済。
豪華なキャストと緻密な脚本が織りなす「声色犬马」（華やかで退廃的な世界）の物語は、視聴者を一気に引き込みます。
梁思伟さんの繊細な表情演技と、于龙さんのサイコパス的な演技が高く評価されており、SNSでも大きな話題になりました。
メインキャスト
| 俳優名 | 役名 | 役柄 |
|---|---|---|
| 梁思伟（Liang Siwei） | 江昼 | 男主角。林夜夜と複雑な関係を築く |
| 张晋宜（Zhang Jinyi） | 林夜夜 | ヒロイン。運命に翻弄されるが、強く生きる |
| 于龙（Yu Long） | 江宇華 | 江昼の異母兄弟。サイコパス的な一面を持つ |
張晋宜さんは、梁思伟さんと以前『与黑夜共枕』でも共演しており、息の合った演技が魅力です。また、于龍さんのサイコパス役は、TikTokなどのSNSで「最高すぎた！」と絶賛されています。
豆瓣の小組（コミュニティ）では、「久しぶりに見た『声色犬马』系の本格作品」「表情演技が素晴らしい」といった高評価が相次いでいます。
梁思伟（リャン・スーウェイ）の代表的な出演作品
ここからは、梁思伟さんの代表作をいくつかピックアップしてご紹介します。
『妻約999天』（2025年7月22日配信）
共演：马乐婕（マー・ルージエ）
原作小説『婚情几许：前夫，请自重』（作者：泼茶人）を映像化した作品。全79集の都市情感ショートドラマです。
あらすじ
大学時代の片思い相手と結婚できたヒロインですが、結婚の条件は「秘密を守ること」「お互いに干渉しないこと」。しかし、次第に二人の間に本当の愛が芽生えていきます。「先婚後愛（契約結婚から真実の愛へ）」と「職場博弈（ビジネスの駆け引き）」を組み合わせた王道ストーリーが人気を呼び、紅果平台で5321万熱値を記録し、7月30日のDataEye紅果熱榜でTOP26にランクインしました。
馬楽婕さんとの息の合った演技が光る作品で、甘くて切ない恋愛模様が描かれています。
马乐婕（馬楽婕／マー・ルー・ジエ）さんのWikiプロフィールはコチラ👇
『横刀夺爱』（2025年8月14日配信）
共演：王小亿（ワン・シャオイー）
杭州金阅科技有限公司制作、全エピソードの都市情感ショートドラマです。
あらすじ
祝璞玉（ヒロイン）は、生まれた時から両親の愛を一身に受けて育ちました。しかし、ある年、一人の女性が祝璞玉より一歳年下の祝星盈を連れて祝家に戻ってきます。幸せだった家庭は崩壊し、祝璞玉は実の父親に家から追い出されてしまいます。そんな中、梁思伟さん演じる温敬斯がヒロインを救い、二人の間に禁断の愛が芽生えていく――。
この作品は、配信週に紅果平台榜単第15位（熱度6142万）を記録。王小亿さんの「茶（したたか）で欲（色気がある）」演技と、梁思伟さんの「瘋（狂気的）で撩（誘惑的）」な演技が話題となり、「禁忌感がたまらない」と視聴者の心を掴みました。
王小亿（ワン・シャオイー）さんのWikiプロフィールはコチラ👇
『与黑夜共枕』（2025年8月31日配信）
共演：张晋宜（チャン・ジンイー）
「美強惨（美しくて強いが悲惨な境遇）」と「双向救贖（お互いに救い合う）」がテーマの作品。
配信直後に紅果平台熱榜第13位にランクインし、張晋宜さんとの化学反応が高く評価されました。後に二人は『昼夜回响』でも再共演し、さらに深みのある演技を見せています。
『光年沉沦』（2025年上半期配信）
共演：阚梓艺
都市愛情ドラマで、萌娃（可愛い子ども）要素も含まれた甘寵（甘々ラブ）作品。梁思伟さんの優しい一面が見られる作品として、ファンの間で人気です。
『不爱最大』（2024年6月5日配信）
役名：傅司南
「愛さないことが最大の強さ」というテーマを持つこの作品では、梁思伟さんがクールで冷徹な男性役を演じました。従来の甘寵系とは違う役柄で、演技の幅の広さを見せつけた作品です。
その他の注目作品
- 『傅爷他又争又抢』（傅霖宸役 2025年06月19日）
共演女優：杨殊予（ヤン・シューユー）👇
- 『不装了我大小姐』（顾宴舟役、2024年5月6日）
共演女優：澄芓（チェンズー)👇
- 『春色寄情』（沈以洵役、2024年7月13日）
- 『砂锅粥与费南雪』（程宴役、2024年6月28日） 『许你光芒万丈』（陆霆霄役、2023年10月29日）
- 『嫦娥下凡做娇妻』（后毅役、2024年2月24日）
など
これらの作品を見ても分かるように、梁思伟さんは霸総（若くして権力を持つCEOタイプ）、戦神（戦士系）、温柔（優しいタイプ）、狂気など、あらゆる役柄を演じ分ける多才な俳優です。
横店影視節の評価でも「上一秒は霸總、次の秒には戦神に変身。颜值（ルックス）と演技が共にオンラインで、どの役も視聴者の心を掴む」と絶賛されています。
※本記事の執筆にあたっては、出演作品リストを含む全ての情報について、中国の信頼できる情報源である百度百科および現地動画プラットフォーム（抖音，爱奇艺、豆瓣など）の公開情報を参照・引用しています。
まとめ
梁思伟さんについて、この記事で分かったことをまとめます。
【要点まとめ】
- 梁思伟（Liáng Sīwěi / リャン・スーウェイ）は、1999年10月27日生まれの26歳（2025年12月現在）、陕西省西安市出身
- 西北政法大学経済法学院を卒業した高学歴俳優で、法律と演技を両立してきた
- 幼稚園時代に偶然スカウトされ、2005年に童星（子役）デビュー。2012年には初の映画主演を果たす
- 2021年にショートドラマへ本格参入し、2024年は30本以上、2025年も約30本の作品に出演する高速生産を継続
- 2025年10月配信の『昼夜に響く愛憎』（中国原題：昼夜回响）では、張晋宜・于龍と共演し、表情演技が高く評価された
- 『妻約999天』『横刀夺爱』『与黑夜共枕』など、数々のヒット作を生み出し、2025年11月には「2025横店微短劇之夜」で「年度瞩目星耀男演員」賞を受賞
- 霸総（若くして権力を持つCEOタイプ）から戦神、優しい役から狂気的な役まで、幅広い演技力を持つ多才な俳優
梁思伟さんの細やかな表情演技、多彩な役作り、そして「鏡頭前の共情高手（カメラの前で共感を引き出す達人）」としての実力が、少しでも伝わっていれば嬉しいです。
2025年も次々と新作が配信されていますし、これからの活躍が本当に楽しみですよね！
わたし自身、中国生活時に経済発展とともにエンタメ業界の成長を肌で感じてきましたが、梁思伟さんのように若くして実力を磨き続ける俳優の存在が、業界全体を引っ張っているのだと思います。
彼の今後の挑戦にも期待したいですね。
梁思伟さんの新しい情報が入ったら、また追記していきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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