「豆腐バー」という人気商品が好調の
株式会社アサヒコ。
その仕掛け人である同社池田美央社長が
【カンブリア宮殿】に登場です。
食品業界に一石を投じた池田美央社長がどんな苦労を経て今のポジションに上り詰めたのか。
そしてそんな池田美央さんが社長を務める
株式会社アサヒコとはどんな会社なのか。
番組で紹介される達人的エピソードとは別の角度で、素直な疑問から池田美央社長の職歴・経歴と
ヒット商品を産み出したアサヒコの中途採用や年収、企業口コミなどもまとめてみました。
人気の豆腐バー
「豆腐バー」は究極のタイパ飯としてビジネスパーソンを中心に人気です。
2020年11月の販売開始後、1年で1000万本を超えるなど滑り出しから好調。
4年足らずで累計7500万本売れていてまだまだ伸び続けています。
追加設備投資で生産能力も強化し、アサヒコの業績は数億円の利益改善を達成しています。
味だけでなくシリーズの種類も豊富です。
- 豆腐バー
絹ごし豆腐の2.7倍の植物性たんぱく質を含むHIGH PROTEIN豆腐
1本あたり植物性タンパク質10g - 豆腐のおやつバー
1本あたり約120kcal、7gの植物性タンパク質。 - サラダ豆腐
ドレッシング入りのサラダ専用豆腐
1食であたり植物性タンパク質10g
など、ほかにも豆腐を使ったシリーズが多く出されています。
スーパー、コンビニだけでなく通販でも売られてますね。
参考:Asahico豆腐商品
仕掛け人「池田美央」社長経歴
- 1972年 : 愛知県生まれ。
- 1997年 : 三星食品入社
(現モンデリーズ・ジャパン) - 2008年 : キャドバリー・ジャパンへ転籍
- 2011年 : 日本クラフトフーズへ転籍
・流通菓子の分野で
ヒット商品を生み出す。 - 2013年 : シュクレイに転職
・エキナカで人気スイーツ
プロデュース - 2015年 : 独立
・商品開発などのコンサル - 2016年 : シュゼット・ホールディングス
入社
・洋菓子店
「アンリ・シャルパンティエ」
商品企画 - 2018年 : アサヒコ入社
マーケティング本部長 - 2020年 : 「豆腐バー」企画・販売
- 2023年5月 : 同社代表取締役に就任
上記のように4回転職されてます。
わたしと年齢も近いし、転職回数も同じくらいですが、現在を比べるとこうも違うのか、と悲しくなってしまいます💦
お菓子メーカー時代当初からその実績は群を抜いていて、「クロレッツ」「リカルデント」なども池田美央さんの企画商品らしいです。
そしてお土産お菓子分野でもブランディングで功績を挙げられます。
これ↓って見たことありますよね。
この商品のブランディングでオリジナルソングやダンスを作ったりしたのも池田美央さんとのことです。
ただ、やはり提案当時は上司や営業から「お前、バカか?」と言われたり、変人扱いされたり、苦労もあったようです。
これって皆さんも経験ありませんか?
まさに日本企業に今もはびこる悪い文化。
重鎮たちが慣れ親しんだ従来のものを「壊して」「変えよう」とすると必ず邪魔が入る。
やる気なくなりますよねぇ。
ご本人は、
商品開発やマーケティングにおいて、最大の障壁は既成概念だと思います。
引用元:ダイアモンドオンライン
と、おっしゃってますが、
頭ではわかっていても、では明日会社に行って即実行に移せる人は少ないですよね。
わたしも同じです。ビジネスニュースなどを見て「これだ!」と思ってもなぜか翌日出社するとその熱量は抵抗勢力に冷まされてしまう。
今の日本では現実これが大多数だと思うんです。
しかし池田美央社長はこれを行動と結果で見返してこられた強者です。スゴイの一言です。
2018年に株式会社アサヒコに入社されてからも何かを変えるという視点ですぐ行動に移します。
それが「豆腐バー」を生み出すことになります。
社内のマーケティングやR&D(研究開発)部門などは、どんな新商品を開発すべきか分からず、営業部門はPB商品の生産受注を優先し、生産部門は発注された商品をつくり続けるだけで課題を自分ごと化できていない状態でした。社内の士気はもちろん、新商品を生み出すリソースも乏しかったのです。
引用元:日経ビジネス
入社後、早速上記のように問題点を提起されていますがこの行動とスピード感が結果を生み出すんでしょうね。
とは言っても、なかなか真似するのは容易ではなさそう….。
株式会社アサヒコってどんな会社
さて、そんな池田美央さんが社長を務める
「株式会社アサヒコ」とはどんな会社なのでしょうか。
内情は当然そこで働いている人しかわからないでしょうが、企業情報を調べてみました。
こんなイノベーションマインドをもった社長が率いる会社なのできっとオープンな文化でのびのび働ける環境になっていっているのではないでしょうか。
日本の企業文化を変えるきっかけの一つになってくれることに期待したいです。
企業情報
- 会社名 : 株式会社アサヒコ
- 資本金 : 44億8655万4100円
- 本社所在地 :
〒160-0023東京都新宿区西新宿3丁目6-4 CIRCLES西新宿7階 - 代表取締役 : 池田 未央
- 事業内容 :
食品の製造、販売、豆腐、油揚、豆腐加工品、
豆乳の日配食品
参照:企業HP
ただ、独立系ではなく、
韓国系の「Pulmuone(プルムウォン)」グループ企業のようです。
確かに「Pulmuone プルムウォン」の企業HPを見ると
日本朝日食品工業(株)を買収とあります。
アサヒコの商品に豆腐だけでなく、韓国食品ラインナップも多いのはこの理由なのですね。
中途採用はしてる?
リクルート関係のページを見ると中途採用はありますね。
最近景気の悪さから日本にある外資系でも
Hiring Freeze=採用活動凍結
というところが多いですが、成長企業ですから人材は必要なのでしょう。
未だブラック企業が多い日本ですが、世代や性別を超えて優秀な経営者が率いる会社は少なくとも社員の意見を聞く姿勢があるのだと思います。
アサヒコも若者が安心して応募できる文化形成の一助となってくれることを祈ってやみません。
詳しくはリクルートなど転職サイトなどの最新情報を参照ください。
年収や口コミ(企業文化)は?
色々調べてみますと、
従業員平均年齢は約42歳、平均年収は457万円とあります。
企業文化や実際働いている(いた)人の声は、以下を参照ください。
参考:エンゲージ企業の評判、転職会議
ただ、現在の池田美央さんが社長就任されたのは
2023年です。
池田社長の影響がどうかという点を調べたい方は、2023年5月以降の声などを参考にしてみてはどうでしょうか。
ただ、企業文化というのは一長一短で変わるわけではありません。
口コミだけでなく、実際面接などで訪問してみて、
中堅社員がどんな顔をして仕事をしているかを見るのが一番いいのは言うまでもありません。
まとめ
さて今回は豆腐バーで有名な株式会社アサヒコとヒット商品の仕掛人池田美央社長について調べてみました。
池田美央社長の経歴はお菓子メーカーから始まり、洋菓子、そして現在のアサヒコと転職でキャリアを築いてこられた方です。
我々が日々普通にコンビニで見かける商品にも池田社長が過去開発したものが多くあることもわかりました。
政府を筆頭に未だ男性社会が根強い日本文化のなか、池田美央社長がどんな行動をし、実績を上げてこられたのかがわかってきたような気がしますね。
その池田美央さんが社長を務め、東京新宿に本社を構える株式会社アサヒコについても調べ、
中途採用を活発にされている成長企業であるということや年収レベルもわかりました。
【カンブリア宮殿】では商品開発の裏側など現場でしか知りえない情報も公開されると思います。
是非池田美央社長の活躍を見て、明日からの活力にできたらいいですよね。
そして健康維持のために豆腐バーも買ってみたいと思います!
コメント