みなさんこんにちは、Koumeiです。
2025年6月3日、プロ野球界のレジェンド・長嶋茂雄さんがお亡くなりになり、7日と8日に通夜・告別式が東京都の桐ケ谷斎場で営まれました。
その喪主を務めたのは、次女である長嶋三奈さん。
この事実に対し、SNSやネットでは「なぜ次女の三奈さんなの?」「長男の一茂さんではないのか?」「長女はどうしたのか?」と疑問の声が多く上がりました。
本記事では、長嶋家の家族構成や次女・三奈さんが喪主となった理由や背景を社会的な視点も交えながらを考察・解説します。
長嶋茂雄の葬儀で喪主を務めたのは次女・長嶋三奈さん
いずれも近親者のみで執り行われ、お通夜には巨人関係者を含めた計126名が参列し、
親族は喪主である次女・三奈さんや長男の一茂さんらの27名が出席。
お通夜では三奈さんが喪主挨拶で王貞治さんや松井秀喜さんとのエピソードなどを披露されました。
祭壇は一般的なグレーなどの色ではなく、以下で喪主の三奈さんが話されているように華やかなジャイアンツカラーだったようです。
私はどうしても父の大好きなジャイアンツカラー、オレンジにしたくて、どうかオレンジの花で、父を囲ってくださいと言って、このような素晴らしい明るい祭壇を作っていただきました
引用元:Yahoo news
【長嶋茂雄さん死去】「父らしい諦めない姿」次女三奈さん、亡くなる直前の様子語る https://t.co/hJvEEz1aOd #デーリー東北 #長嶋茂雄 #長嶋三奈 #共同ニュース
— デーリー東北新聞社 (@daily_tohoku) June 8, 2025
長嶋茂雄一家の家族構成と次女・三奈さんの立ち位置
- 妻:長嶋亜希子(2007年没)
- 長男:長嶋一茂さん(元プロ野球選手・タレント)
- 長女:長嶋有希さん(一般人)
- 次女:長嶋三奈さん(スポーツキャスター)
- 三男:長嶋正興さん(元レーサー)
この中で、次女・長嶋三奈さんは父・茂雄さん2004年3月に脳梗塞で倒れて以来リハビリや生活を長年支えてきた実質的な“家族代表”のような存在でした。
2018年7月に長嶋茂雄さんが胆石で緊急入院したときも、三奈さんは甲子園の取材をキャンセルしてまで、病院に泊まり込みで看病にあたったといわれています。
2022年9月に茂雄さんの脳内に出血が見つかり緊急入院したときも、迅速に対応したのは三奈さんだったとされています。
2007年、お母さまの亜希子さんが亡くなられてからは、長嶋家の資産・権利関係統括を担う株式会社「オフィスエヌ」の代表を引き継ぎ、対外的にも長嶋家の顔を務められてきました。
これらの点から、長嶋家の中心で、長嶋茂雄さんに一番近いサポート役を務めてきたのが次女の三奈さんなのです。
なぜ長男・一茂さんが喪主を務めなかったのか?
親子関係に距離があった
過去のインタビューや報道によれば、長嶋一茂さんは父との関係に距離を置いていたことが明らかになっています。
色々と調べてみると長嶋一茂さんが次女・三奈さんをはじめとする長嶋家との関係が悪化した発端は2009年。
元々一茂さんの個人事務所が「長嶋茂雄」の名前を商標出願したことに、長嶋茂雄さん本人や三奈さんが反対。結果、肖像権やマネジメント権利が三奈さんが代表を務める株式会社「オフィスエヌ」に移行。
このあたりから関係が悪化したようで、2017年のテレビ番組で
「(相続は)全部放棄している。もめたくないので。きょうだい4人いるが、すでに3等分だと言っている」
と答えている場面もありました。
また2021年の雑誌エッセイでは、父である長嶋茂雄さんと「もう13年会っていない」と衝撃的な告白をしてファンを驚かせました。
このような背景を見るに、一茂さんと長嶋家とは我々が想像していたよりも距離があり、喪主を務めることにはならなかったと考えられます。
なぜ長女でなく、次女の三奈さんが喪主に?
長女・有希さんは非公人で、表には出ない存在
長嶋有希さんに関する公的な情報は非常に少なく、現在どうされているのか確定情報はありません。
かつては、現在三奈さんが代表を務める株式会社オフィスエヌの取締役をしていたという噂もありますが、現在は退任されているようです。
また一部の報道では知的障害のある可能性や病気の可能性も示唆されていましたが明確な情報は公表されていません。
いずれにしても、喪主という“公的役割”を担うのは難しかった状態であったと思われます。
次女・三奈さんが父・長嶋茂雄の最も身近な存在だった
上記の「三奈さんの立ち位置」の項でも触れましたが、
三奈さんは、茂雄さんの入院・リハビリ時期にも常に付き添い、生活の全般を支えてきたと言われています。
加えて、長嶋家の代表ともいえる「株式会社オフィスエヌ」の代表として、肖像権や出演管理など実務も担ってきました。
つまりは公私ともに「長嶋家の顔」として、一番近い存在であった父である長嶋茂雄さん葬儀の喪主を務めるのは極めて自然な形だと言えます。
6月3日は長島三奈さんの誕生日。まさか名誉監督の命日になるとは。#長嶋三奈 #長嶋茂雄 pic.twitter.com/PLUBG7Y46S
— 日向 (@hyugaji17245) June 3, 2025
長嶋茂雄さんがお亡くなりになった6月3日が三奈さんの誕生日であるというのも、何かお2人の繋がりを感じざるをえませんね。
(おまけ)喪主=長男でなければいけない?現代的な考え方
日本では「喪主は長男」という考えがいまだ根強くあります。
しかし法律上は誰が喪主を務めても問題はありません。
実際には最近は故人と最も関係の深かった人物、実務を担える人物が喪主に選ばれるケースが増えています。
また家族が一番信頼をおける人物というケースもあります。
今回の喪主に関しても、「実際に故人に寄り添っていたのは三奈さんだった」という点で、非常に納得感のある選択といえるでしょう。
まとめ:次女・長嶋三奈さんが喪主となった理由(推測)
今回は長嶋茂雄さんの喪主になぜ次女の三奈さんが選ばれたのかという理由について考察してみました。
- 長嶋茂雄さんの奥様は既に亡くなられており、お子さんは長男・一茂さん、長女・有希さん、次女・三奈さん、三男・正興さん。
- 長男・一茂さんは長嶋家とは10年以上疎遠であり、ご自分で遺産放棄もされています。また長女・有希さんの所在は明確になっていません。
- 次女・三奈さんは父・長嶋茂雄さんが2004年に脳梗塞で倒れて以来リハビリや生活を常に身近で支え続けてきた。
- また、長嶋家の資産管理やマネジメントを統括する株式会社オフィスエヌの代表も務め、長嶋茂雄さんと一番近くにた長嶋家を代表する中心的存在。
- 長男・長女が喪主を務めないといけないという法律はない。
これらの点から今回次女の三奈さんが喪主を務めたことは自然な流れであったと推測できます。
今回の長嶋茂雄さんの葬儀で、長男や長女が喪主にならなかった理由を理解することで、現代の家族のあり方や“役割”について考える機会にもなるのではないでしょうか。
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