みなさんこんにちは、Koumeiです。
最近SNSやネットニュースを騒がせている「レモン彗星」。
一生に一度見れるか見れないかの貴重な彗星ということですが、そもそもレモン彗星とはって初歩的な疑問で詰まってしまいました。
そして調べる中で一番気になったのはホピ族の予言。いったいレモン彗星とホピ族ってどんな関係があるのでしょうか?
勿論この都市伝説的な疑問について調べるとともに、
レモン彗星って呼ばれる名前の由来、肉眼で見えるのか? はたまた日本で見えるのはいつでどの方角が一番いいのか? など、
専門知識なくとも1か所でサッと知りたい内容も一緒にまとめてお届けします。
一緒にレモン彗星を楽しみましょう!
レモン彗星とは?名前の由来はなに?
レモン彗星というので、てっきり形がレモン見たいなのかと思ってましたが全然違いました💦
「一生に一度」の緑色の輝き、レモン彗星が10月に地球最接近 流星群との共演に期待(Forbes JAPAN)#Yahooニュースhttps://t.co/2b0l7th6il
— エース (@pentakun_) September 14, 2025
そもそもこの彗星は、2025年1月3日に米アリゾナ州のレモン山天文台の観測で発見された新しい彗星。
なので、「レモン彗星」なんですね。
何とも単純な答えでした。
このレモン彗星(C/2025 A6 Lemmon)の軌道で木星より内側の内太陽系への接近は、直近で1396年前ということです。
コチラ👇少し見づらくて申し訳ないですが、確かに軌道を見るとレモン彗星(c/2025 A6/白色))が木星(=Jupiter/オレンジ色)の軌道を超えて内側にきていますね。
水色のEarthが地球。まさに接近してきているのがわかります。

専門家の試算だと2025年の次に太陽系に戻ってくるのは、更に1400年程後の西暦3421年になるといいます。
一生に一度の彗星と言われてますが、一生どころではないですね。たまたま2025年に生きている我々はかなり運がいいのかもしれません。
レモン彗星とホピ族の伝説とは?
そしてこのレモン彗星の話題とともに、「ホピ族」というキーワードがセットで検索されています。
気になって一緒に調べてみました。
ホピ族はアメリカ南西部に暮らすの先住民族。
そのホピ族には9つの予言があり、その9つ目に「この世の終わりには印が現れ、見知らぬ青い星が現れたらこの世の終わり。」という言い伝えがあるようです。
どうも緑の光を放つレモン彗星がこの青い星ではないかとつなげたっぽいです。
あくまで都市伝説的なオカルトかと思いきや、なんとなんと!
ホピ族の予言は昔アメリカでも映画かドラマにもなったりするだけでなく、1978年には長老たちがまとめた予言の書が国連で受理され、そこから世界に伝わっていったらしいです。
そのホピ族に伝わる予言は9つあり、このうち8つまでは既に今までの歴史の中の出来事と一致すると言われています(ここの信憑性をどうとるかは個人差ありますが)。
その8つまでの予言と史実の解釈コチラ👇
- 白人が大陸を占領し、雷棒で先住民を打つ。
→ヨーロッパ人が銃をもってアメリカ大陸に侵攻。 - 満ち溢れる回転する車輪の声。
→馬車・自動車の登場 - バッファローに似た長い角を持つ大きな獣が現れる。
→欧州の牛が持ち込まれた - 鉄の蛇が大地を横切る。
→大陸横断鉄道が平原を横切るように設置 - 巨大なクモの巣が大地を覆う
→電線、電話線、インターネットなどのネットワークが築かれた - 大地に石の川が交錯する。
→高速道路や立体交差点などが築かれた - 海が黒く変色し、多くの生物が死滅する。
→タンカーの事故で原油が流出し海の生き物が死ぬ - 長髪の若者が部族国家に加わり、先住民の生き方と知恵を学ぶ。
→1960年代~70年代のヒッピー族が現れた。
そして9つ目こそ、レモン彗星のことかと噂される予言。
『天の住居が大音響と共に落ちて来る。青い星が見え我々(ホピ族)の儀式は終わる。』
この天の居住とは宇宙ステーションで青い星こそがレモン彗星ではないか、と言われているとのことです。
どうでしょうか。最近、たつき諒さんの2025年7月の予言など、この手の話題は多いですよね。
わたしはどっちかといえばこういう都市伝説やオカルト系は好きな方なのですが、皆さんはどうですか?
”信じるかどうかはあなた次第”ってところですよね。
レモン彗星は肉眼で見える?
では観測関係の話にうつりましょう。
現在の予測では、
最近の観測に基づき、10月21日頃に4.5等級まで明るくなる可能性が示されている。
引用元:Forbes
と言われています。
この等級というのは簡単に言えば星の明るさを表す尺度で、数字が小さいほど明るくなります。
人の肉眼で見える限界はおおよそ6等級と言われていますので、レモン彗星が4.5等級くらいまで明るくなるなら、天候にはよりますが肉眼でも見える可能性は高いです。
もちろん天体望遠鏡とまでいかなくても、しっかり見ようと思えば双眼鏡やズームのできるカメラくらいは用意したほうがいいかもしれません。
なんといっても次は1400年後にしか見れない貴重な彗星ですから。
レモン彗星は日本ではいつ、どの方角で見える?
レモン彗星のことと、肉眼で見える可能性についてはわかりました。
では、いつごろにどっちの方角の空を見ればいいのでしょうか?
まずいつごろかという時期ですが、
レモン彗星は北天の周極領域という北極を中心とする一年中沈まない星のある領域に現れます。
なので、皆既月食とかのように今日1日だけというのではなく、北半球からは10月中旬から下旬にかけて、明け方と宵の空の両方で観測可能です。
天体観測用の機材があれば、正直9月でも観測可能なのですが、最接近タイミングを双眼鏡や肉眼で狙おうと思っている私のような一般人であれば10月中旬から狙うのがいいでしょう。
そのなかで、地球に最も接近する10月21日前後が最も明るく輝き、太陽へ最接近する11月8日頃まで観測できる可能性があると予測されています。
では、どの方角で見えるのか?
あくまで接近してくる10月中旬~11月初旬で考えると西~北西がレモン彗星を見る方角になります。
少し細かくわけると、
- 10月21日:この日は新月で月明かりの影響がなく観測にベスト!日没後1時間~1時間半くらいで西~北西の空が狙い目
- 10月22日~末:夕方の西から北西の空。もしお分かりの方なら北斗七星やアークトゥルスを目印にするとわかりやすい。
- 11月初旬:日没後の北西~北の空。
徐々に西→北西→北という流れになっていくようですね。
レモン彗星のまとめ~名前の由来やいつ・どの方角で見えるのか?ホピ族との関係も
今回は貴重な観測が期待される「レモン彗星」について、初歩的な疑問をできるだけ1か所に簡潔にまとめてみました。
- レモン彗星とは
👉2025年1月3日に米アリゾナ州のレモン山天文台の観測で発見された新しい彗星。名前の由来は食べ物のレモンとは無関係。
👉木星より内側の内太陽系への接近は、約1400年周期で2025年の次は西暦3421年になる見込み
- レモン彗星と一緒にホピ族が検索されるのは?
👉ホピ族の9つ目の予言「天の住居が大音響と共に落ちて来る。青い星が見え我々(ホピ族)の儀式は終わる。」と紐づけられていることが理由。
👉天の居住は宇宙ステーション。青い星がレモン彗星の光だと言われている(らしい)。
- レモン彗星は肉眼で見える?
👉最大4.5等級まで明るくなると予測されており、天候や空の暗さの条件がよければ肉眼でも見える可能性はある。
- レモン彗星はいつ見えるのか?
👉最もよく見える時期は10月中旬からで10月21日前後が最も明るく輝き、太陽へ最接近する11月8日頃まで観測できる可能性がある。
- レモン彗星が見える方角は?
👉10月21日からレモン彗星が観測できる方角は日没後の西~北西の空。11月の太陽への接近とともに北の方角に見えるようになる。
一生に一度と言われてますが、次にレモン彗星が見れるのが1400年後というのを聞くと、2025年に我々がたまたま地球上にいることも奇跡だと思います。
せっかくの機会。後世に残せるような記録を取れたらうれしいですよね。
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