みなさんフライドポテトって存在、意識したことありますか?
わたしは好きは好きですけど、
あくまでファーストフードのサイドってくらいでメインとして捉えたことはありませんでした。
しかしある人の存在で認識が変わりました。
その人こそ「ポテトマン山下」さん
そのポテト山下さんが今回「マツコの知らない世界 秋の2時間SP」で
フライドポテトの魅力をふんだんに紹介してくれるそうです。
以前一度出演されてたようなので再登場となります。
とはいっても、そもそもポテトマン山下って誰?ポテトのお店ってどんなの?
ってなっちゃうと思うので、
ポテトの魅力とともに一緒に紐解いていきましょう。
ポテトマン山下さんって誰なの?
名前 ポテトマン山下
仕事 (株)FGCカンパニー代表取締役
店舗 フリッツ・ブルージュ(浅草)
ベルギーフリッツスタンド bintje.
フライドポテト職人
芋フルエンサー
参照:ポテトマン山下さん「x」
昨年の秋、「マツコの知らない世界」初登場されてます。
その時はハッシュドポテトの紹介だったみたいです。
名前はおもしろいですが、決して芸人さんとかの類ではないんです。
れっきとしたお店の経営者さんなんです。
ポテトマン山下さんのお店
そんなポテトマン山下さんの経営するお店が以下です。
『フリッツ・ブルージュ(FRITES BRUGES) 』
〒111-0032 東京都台東区浅草1-14-1営業時間:日 11:30-18:00
月-土 11:30-20:00
定休日: 第3 水曜日
https://www.fritesbruges.com/
『ベルギー・フリッツスタンド ビンチェ(Bintje) 』
秋葉原店/鎌倉店/富士急ハイランド店/アメリカ村店
詳しくはこちら ↓
https://www.bintjejp.com/
”ポテトマン”のお店なのにベルギーフリッツ?
はい、これからそちらの検証も行っていきます。
ベルギーフリッツって?
まず基本的な名前の整理をしておきましょう。
フライドポテトは和製英語
まず、日本でいうフライドポテト。これは「和製英語」で日本での呼び名です。
アメリカやカナダなどではフレンチフライと呼ばれ、イギリスではチップス(Chips)と呼びます。
遠い昔初めてアメリカへ行った時に
アメリカのマクドナルドでは「フレンチフライ」って言わないと通じないよ、
と初期段階に教えられた英語の一つです
じゃあベルギーフリッツって?
結論から言うとフレンチフライ(フライドポテト)のことです。
我々が言うフライドポテトはベルギーでは「フリッツ」と呼ばれます。
そもそもフライドポテト(フレンチフライ)の起源はこのベルギーの「フリッツ」であるという説が濃厚だといわれています。
昔、ベルギー南部ワロン地方の都市ナミュールでは、農民達が川で釣った魚を揚げて食べる習慣がありました。しかし17世紀中頃に起きた大寒波で川が凍って漁ができなくなってしまい、
彼らは代わりに保存食のジャガイモを小魚のようなスティック状に切って揚げて食べた。
それが「フリッツ」の始まりと言われています。
ではなぜそれが「フレンチフライ」と呼ばれるようになったのか。
それは戦時中にナミュールを訪れたアメリカ兵がこの料理を知ったのがきっかけと言われてます。
ナミュール地方はフランス語圏のため、単純に「フランス語圏の人が食べていたフライ」
という呼び名をつけて「フレンチフライ」と称し、アメリカに広めていったらしいです。
そのアメリカ人は正式名「フリッツ」でなく、見たまま「フレンチフライ」と命名して
広めてしまったわけですね。「フリッツ」という名前をキチンと覚えて広めていれば
全く別の歴史になっていかもしれません。
つまりベルギーフリッツがフレンチフライの起源なんですね
ベルギーの人が食べていた「フリッツ」が「フレンチフライ」と言う英語名でアメリカに広がり、
日本では和製英語で「フライドポテト」と呼んでるということですね。
本場のフリッツ
このように、同じ料理でも国や時代によってさまざまな呼び名があることはわかりますが、
その食べ方や調理まで全く同じというわけではありません。
当然ながら長い年月を経てそれぞれの国に合うスタイルになっているのは自然なことです。
でもベルギーの方に言わせれば、フリッツの作り方や食べ方にはこだわりがあるようです。
- 使用するジャガイモの品種はビンチェ種と呼ばれる品種でなければならないこと
- 油は牛脂を使う
- 低温で下揚げし、注文を受けてから高温で揚げなおしする「二度揚げ」
- 切り方や太さ
- コルネと呼ばれるコーン型の入れ物に入れて手で持って食べるスタイルが主流
- マヨネーズやマヨネーズベースのソースと一緒に食べる
など、細かいルールが存在するようです。
ポテトマン山下さんのお店はこの起源であるベルギーフリッツ専門店です。
2度あげしたフリッツにソースをつけて食べるんですね
いろんな方が「X」でポストされてます。
ちょっと概念変わりますよね
日本ではフライドポテトはそのまま食べるのが普通ですが、
海外ではマクドナルドなどでも普通にケチャップがついてきます。
でもフリッツのソースってちょっと違うんですよ。
お店「ビンチェ」のホームページでも紹介されていますが、種類豊富でこんなにあります。
- オリジナルマヨネーズ
- 明太マヨネーズ
- 山わさびマヨネーズ
- ペッパーマヨネーズ
- つぶつぶハニーマスタードマヨネーズ
- カレーマヨネーズ
- チーズマヨネーズ
- アボカドマヨネーズ
- BBQマヨネーズ
- バジルマヨネーズ
- サワークリーム&スイートチリソース
- トリュフマヨネーズ
- 具沢山さっぱりマヨネーズ
- 濃厚ケチャップ
迷ってしまい決められなさそうです💦
お気に入りを見つけるのにまずは順番に制覇目指すしかなさそうです。
ベルギーフリッツ素材の栄養面やカロリーは
なんかポテト=イモってお腹が膨れる、太るってイメージあるの私だけでしょうか。
フリッツにはベルギー産の 「ビンチェ(bintje)」というジャガイモが使用されていますが、
栄養面などはどうなんでしょうかね。
実は低カロリー
じゃがいもの100g当りのカロリーは76kcalとのことで、
同量のご飯の約1/2、パンの約1/3という低カロリー。
食物繊維が豊富
じゃがいもには食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は腸内の健康維持に欠かせません。
そして満腹感を与える効果もあるということで(これがおなかが膨れる原因)、
ダイエットにも効果的です。
ダイエット効果
食物繊維だけでなく、ビタミンB1、B2がご飯の約3倍も含まれています。
ビタミンB1には、脂肪を体に蓄積しにくくする働きが、
ビタミンB2には、糖質・脂質・タンパク質代謝を促す働きがあるため、
体内に脂肪や糖質がたまりにくくなります。
まとめ
皆さん、いかがでしたか。
ポテトマン山下さんが情熱を捧げるフライドポテト。
いや、正式には「ベルギーフリッツ」。
その歴史や日本でその味を楽しめるポテト山下さんのお店を紹介してきました。
ファーストフードのサイドというポジションでなく、
ぜひメインとして本場の味を味わってみたいと思いませんか。
今年のマツコの知らない世界ではどんな商品のどんな食べ方を紹介してくれるのか
楽しみです。
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